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人ぞれぞれの「ハイタイム」〜「Hi-Time」OPENから1週間のお礼とまとめ(後編)〜

8月8日にOPENした、大森山王ブルワリーのビールスタンド「Hi-Time」。
前回はどんな流れでOPENに至ったのか、OPENしてどうだったのかをまとめました。今回は後編ということで、少し「人」にフォーカスしてみたいと思います。

■現場で聞いたそれぞれの声

「3、4ヶ月ぶりに外でビールを飲みました、選んでここに来てよかったです。」こんな声をかけて下さった方がいました。

「ビールの味って、絶対シチュエーションで変わりますよね。」これは、うちのサンデーカンパニースタッフの一言です。

夏の醍醐味である、外でのビール。バーベキューにスポーツ観戦にレジャーに、本来であればもっと気楽に楽しめたビール。それが今年はできなくなりました。

それが、「Hi-Time」では、体験できます。客席がないため、お客さんは自由に席を作り選ぶことができる。公園で子供を遊ばせながらご夫婦はひと時の乾杯を、裏路地を散歩しながらノスタルジックな気分に浸り乾杯、ハンコ屋のお兄さんはお店に来たお客さんとちょっと一息にと乾杯を、お店では見られない乾杯シーンをたくさん見ることが出来ました。

「まちださん、これは町中が客席ということじゃないですか?」これもサンデーカンパニースタッフの一言です。上でさらっと書きましたが、最初はこんなことを全く想像していませんでした。まちにOPENでありたい。それはこれまでの活動を通じてずっとやってきたつもりでしたが、まさかこんな形で実装できるとは、、みんなそれぞれの乾杯をしたいんだなと気づかされました。

■現場でみたそれぞれの「ハイタイム」

このコロナ騒動は当たり前なビール、とりあえずなビールではなく、この一杯を求めてのビール、そして乾杯。ひょっとしたらビールにとっては、この貴重な一杯に気づいてもらえる「ハイタイム」となったかもしれない。

そんなビールを提供する僕は、ビールをお出ししたあとに、マスクを外し、ビールを口にした瞬間のあのはにかんだ笑顔が、見たくてビールを提供しているんだと思います。「あっ、うまい!」そんな声も嬉しいですが、あの顔をこの至近距離で見れる、それこそが僕にとっての「ハイタイム」なんだと思います。

それぞれのハイタイム、それがこのお店のテーマです。
オープンからの二週間、基本サンデーカンパニーというコミュニティのメンバーが多大に助けてくれました、こちらからお願いしたのもありますが、それぞれがそれぞれのハイタイムを求めて、手伝いに来てくれる。

今回アルバイトさんを募集している中で関わりたいという方からこんな言葉をもらいました。
「スタッフの皆さんのはじけるような気持ちとお客さんの笑顔が印象的な空間。大森山王ビールのHPにある「地域の皆様とつながり、老若男女、分け隔てなく楽しい雰囲気を作り出す」でした。」

スタッフが楽しそう、ここに加わってみたい、そんな嬉しい言葉ありますでしょうか?きっと関わってくれるスタッフの方たちがきっとそれぞれのハイタイムがあったからこそだと感じています。その上で僕らはビールを通じてハイタイムを提供している。

嬉しそうに「美味しいわねー」と一杯だけ飲んで帰るおばあちゃん、買い物の間にちょっとだけ一息をつく主婦の方、仕事帰りのグループの方がおそらく今はまとまって飲みにいけないからと一杯だけ乾杯。人それぞれの「ハイタイム」がそこにはある気がしました。

こうやって、関わる人たちがそれぞれ決めて、主体的に動いている、そんな空間にいれること、それは大森山王ブルワリーにとっての「ハイタイム」です。ビールを提供すること、情報を伝えることだけでは作業であって、そこを提供しているわけじゃないんです。

昔、商店街の理事である布団屋さんが、「布団を売らない、その人がこうなったらいいなという気持ちを売る(的なこと)」と言っていて、その時はよくわからなかったんだけど、今になってちょっとわかってきた気がします。その人の口癖は「ありがとう」。商店街という場所にいたから出会えたものがたくさんあるなと思うし、本当にそれぞれの時間を「Hi-Time」に使おうと思ってくれた気持ちに対してありがとうな気持ちがいっぱいなので、これからもその気持ちを忘れずにこれからも運営していきたいと思います。