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乾杯の挨拶〜「Hi-Time」OPENに際して〜

えー、ご紹介に預かりました、大森山王ブルワリーの町田と申します。
いよいよ明日、大森山王ブルワリーの公式ショップ「Hi-Time」がオープンします。

詳細は、プレスリリースを見ていただけたら嬉しいですが、明日以降はきっと同じ気分、感情にはならないと思うので、今日の気分をちょっとだけお伝えさせていただきます。

「乾杯」に必要なのは、「3つの縁」と言われますが、今回もその「縁」があってのことでした。

ちょっと、話は脱線しますが、この「縁」。僕は「縁」とは降ってくるものではなくて、意味の後付けなんじゃないかと思うのです。なので、「ご縁がない」というのは自分のせいであって、自分が動くことで「縁」を作っていく、そんな姿勢が必要なんではないか?というのが、会社名である「MobilExSchool」に込めた想いです。

話は戻りまして、まず1つ目は、日付の縁です。

1)日付の縁

今回お店のOPENは8月8日です。これはすごくこだわりました。
なぜなら、2018年5月に初めてビールを作った時つけた名前が「Sun no.808」です。

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・インターネットでページが見つからないエラーである「404」。
だけど、インターネット上に見つからないものこそに価値があるのでは無いかという意味で「404」をバージョンアップ(2倍)に。だから「808」。

・「8」は90°回転させると「∞」は「無限」
だから「無限が」広がってるよということ。

・さらに「8」って末広がりと言われる。
八=末広がりで末広がり=めでたい、

だから八=めでたい。そんなめでたく、ご機嫌なビール、場所になればいいという思いと何よりもの愛情を込めました。

そこから、ちゃんと地域の人に理解してもらうというの目的に大転換してからの今があるのですが、その奥にはこんな思いがあったのです。

そんな一度は消えてしまった、この「808」にお店をオープンすることができたというのは、808の役割をようやく終えたのかもしれません。すごい仕事をしてくれました。

2)場所の縁

昨年夏に「ビール工場を作る!」を掲げてから、いくつかの場所で決まりかけました。でも結局何かの縁起かその場所に落ち着くことはありませんでした。そんな紆余曲折から約1年、まさかのカドヤスーパーの駐輪場跡という、このアキナイ山王亭での活動がなければきっと出会うことのない場所でした。

そこから今回の肝である「リアカー」の発想が出ているし、大森で日本初の電動アシスト自転車専門店が生まれているとか、まさに場所がなすストーリーじゃないかと思います。

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それで振り返ると、大森に引っ越してきたのは、今から11年前。
会社を作って、10年、アキナイ山王亭にきてからは7年ですが、アキナイ山王亭に来るまでは、地域での知り合いというと、息子が通う幼稚園の人や同じマンションに住む人くらいしか「知り合い」はいませんでした。もちろん、その人たちと一緒に飲みに行くようなことはありません。

「Hi-Time」が目指すもの

それが「アキナイ山王亭」に来て、活動をすることで、本当に多くの人に知り合い、色々な活動を通じて友人になり、それが今の僕の財産になっています。今でもまちを少し歩けば、「こんにちは!」「元気?」「調子は?」そんな声をかけてくれる人ばかりです。それにより何が起きるか、

・わからない時に聞ける人がいる
・一緒に何かをする人がいる

それにより、色々なことを学ぶ機会が増え、助け助けられる機会が増え、選択肢が増えていく。この選択肢がある状態というのはひょっとしたらこの「挨拶」できることが増えていることなんではないか?というのが、今回の「Hi-Time」の発想です。僕のビールの場合は「乾杯」と言い換えることができるかもですね。

境界線をなくしたい。

大人と子ども、男と女、先生と生徒、ステージと客席、できるとできない、ありとなし・・・

全てをなくすことはできない、
それぞれの役割もあるし、今のシステムを動かしているものだから。

だけど、このビールを目の前にした時、
このビールがある場だけは、その境界線を取っ払いたい。

その境界線を越えて出会えるものを大事にしたい。
僕らが作りたいものはビールを通してできる、その空間。
境界線のない空間を作ることを目的にビールを作ります。

これが、今の大森山王ビールを始めた時のコンセプトです。

この「Hi-Time」が、乾杯そして挨拶、その合図となっていくようこれからも頑張りたいなと思っています。

3)人の縁

最後に、忘れていけないのが「人の縁」です。

今回も多くの人に助けていただき、ようやく明日のOPENを迎えることができました。大森で活動をし始めてから会った人も、そうでない人も、もし何かで疎遠になっていたとしても、この新しい場所でまた会えるといいなと思っています。

先の「Hi-Time」が目指すものでもお話しした通り、この街に挨拶できる機会が増えるということ、それこそが人の縁です。そして、それはきっとすぐ生きるものもあるし、何年も経ってからのものもあるでしょう。それこそ発酵であり、醸成ということかもしれません。ビールだからできる「人の縁」をこれからはより強化していきたいと考えています。

4)おまけのえん

おまけということで、「えん」=「円」。会社を初めて10年。最初は実は順調で、仕事はあるのに暇という普通に考えたら贅沢な時間だったかもしれません。でも一人で活動をしていたので、暇でやることとなると昼間から飲みにいくくらいでした。

そこから地域の活動を初め、忙しいのに、全然お金が稼げない時期もありました。借りれるところは借り尽くし、預金通帳の残りが20円になったこともありました。

それでもどうしても諦めることができず、巡り巡ってようやくビールに出会い、少しずつですが、事業として形になってきました。

お金や時間は最初の順調期に比べたら、全然ないですが、今の方が僕は贅沢です。お金だけでない関係性が贅沢を生むって、色々考えさせられます。

と、話は長くなってしまいましたが、

最後に

何より僕を信じて、共に笑い、泣き、怒られることをたくさんしているのに、近くで活動を支えてきてくれている人たちに最大限の感謝と敬意を表し、そしてこれからはもっと楽しい時間を作っていくことを約束し、乾杯の挨拶とさせていただきます。

8月8日にOPENが決まって、その日は手伝うと決めて勝手にカレンダーに書いちゃうような仲間がいることが何より嬉しいです。

乾杯!

「Hi-Time」で会いましょう!
Let’s brew!!