花咲く、はじまりの朔…いろんなことがSAKU
このビールのネーミングは、花咲く、朔(はじまり)、そして馬込文士村、日本の詩人で大正時代に近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称された 「萩原朔太郎」さんから拝借しました。
馬込文士村の人間関係に興味があった頃、出会った本「馬込文士村(著者:榊山潤)」にあった広津和郎さんが馬込文士村を評した言葉
「たしかに尾崎がいちばんの立役者でしたが、萩原朔太郎さんなども、違った意味で立役者の風格を持っていましたね。」
「萩原くんのあの事件など、笑ってはわるいが、あんな事件にも、笑わずにいられないようなものが、いくらも含まれていたね。」
これを読んで、史実は平面的だけど、実際はもっと空間があって、色々な見方があって、その方が豊かなんではないだろう、と思いました。
そして、「さく」って、まさしくこういうことなんじゃないかなと感じ、そんなテーマも込めています。
古谷実さんの名作「グリーンヒル」に「遠回りしたからこそ見える風景がある」という言葉があります。
きっと、それぞれタイミングが違うんだと思います。
だからこそ、いつかその咲く(SAKU)日はやってきます。
ラベルに込めた想い
咲くにも枯れるがあるように、すべてのことはもつれ合っているんではないだろうか。
枯れることは始まりかもしれない。
花の一生は終えたことがはじまりでもある。
花がもつれあって咲いて枯れてまたさく、そんなことをイメージしたラベルです。
そして「さく」という言葉の中にもきっと色々な意味がある。
「SAKU」基本情報
セゾン由来のエキゾチックな香りと檸檬ピールの苦味が楽しめます。
あっさりのようで大人な味わいです。

スタイル | セゾン |
アルコール度数 | 5.0% |
原材料 | 大麦麦芽(イギリス製造)、 小麦麦芽、ホップ、レモンピール |
色 | シャンパンゴールド |
発売開始時期 | 2022年8月5日 |
オススメの飲み方・ペアリング
軽めな飲み口なので喉が渇いた時にグビッと!