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第3弾「KAORU」

「歴史と文化と浜風かおる」まち = 文化の薫りと海の香り
お米とお塩を使ったさっぱりミルキーなペールエール

大森といえば、よく言われるのは「海苔」です。海苔といえば、海。
「海の香りがするまち」を掘ったものを作りたいと考えていました。

その中で「KAORU」と言うと、海の「香り」だけではなくて文化の「薫り」もありましたし、大森にある山王小学校は「井上馨」の別荘地でもあったので、その流れを深く調べて作りました。

井上馨さんの業績は多々あるんですが、1つ大きなトピックスとして伊藤博文と行った鉄道敷設があります。
彼らはこの国には鉄道が必要だと、急ピッチで新橋〜横浜間の鉄道をつくりました。
その流れで大森駅が生まれ、大森駅界隈に文化ができあがったというわけです。
そんな鉄道敷設に尽力した彼の別荘地がいまは山王小学校になっているのが、まず何より面白さの1つ。
鹿鳴館時代で行いたかったこと、それは治外法権などの諸外国との差異をなくそうと、ビールなどを用い外国の要人をもてなしたということです。
ビールを用い、相手の胸を開こうとした方でもあります。ということで、井上馨から「KAORU」と拝借しました。

大森といえば高級住宅街である山王のイメージも強いですが、山王から見て駅の逆側もまた面白いエリアです。
戦前〜戦時中の大森海岸エリアの生活が描かれいる「東京大森海岸 僕の戦争(著者:小関智弘)」にある「開いた窓から海の匂いのする風が届く」と言う一文に魅了されました。
当時、大森駅に着く電車は窓から海の香りがしたそうです。
これは第1弾、第2弾のビールのモチーフになっている「痴人の愛」にも描かれていた海です。
そんな海の香りがする街に魅力を感じました。

このビールの根幹にある「大森はハイカラなまちだった」という点。それは文化度の高いまちであるというこれまでの流れも汲んでいます。

前回の「NAOMI」と「GEORGE」は男性と女性ということを意識しておりましたが、今回はあえて男性でも女性でも付けられている名前にし、ど真ん中を目指しました。

ラベルに込めた想い

「東京大森海岸 僕の戦争(著者:小関智弘)」の中にある「開いた窓から海の匂いのする風が届く」という一文がモチーフの肝にし、窓と言うのを「文化の薫り・海の香り・井上馨」の3つの香りで表せないかと考えました。

窓というと大森山王は洋館が立ち並んでいたということで、きっと独自な窓がいっぱいあったんだろうなというイメージを持ちました。

そして何より、家ということはまちの人ぞれぞれの象徴ではないかなとも感じ、窓ってひょっとしたらまちとつながる部分であるのではないかと思いました。
なので、窓をモチーフに「KAORU」を表せないかと、このようなデザインになっております。

「KAORU」基本情報

海から連想した塩と、塩を引き立てるお米も加えています。
そんな麦と塩とお米が織り成すミルキーで優しい感じ。
それだけではなく、少し強くて甘い、新しいけどどこか懐かしいそんな味に仕上げました。

スタイルペールエール
アルコール度数5.0%
原材料大麦麦芽、米、ホップ、食塩
ライトゴールド
発売開始時期2020年5月

オススメの飲み方・ペアリング

お米とお塩を使用しているので、和食によく合います。
焼き鳥、お刺身はテッパンです。
海苔をペアリングしたら、おにぎり気分を味わえる!?