その先の「みち」はきっと楽しい! ハードな環境下でもその先に光を見つける
小麦とオレンジピールを使ったベルジャンホワイトIPA
「AN」は、村岡花子さんの代表作である「赤毛のアン」から拝借いたしました。
「赤毛のアン」は戦時中に翻訳され、戦後7年経って発売された本。
当時の時代背景で「翻訳」という行為がどれだけ命がけだったか…そんな「命がけ」がこの大森にありました。
ほぼコロナ禍での営業自粛というとてもハードな環境の中、1番光を感じた言葉、
「曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからない。だけど、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。」
アン・シャーリー「赤毛のアン(村岡花子訳)」
2021年のコロナ禍で、夏に発売した宇野千代さん(CHIYO)、そして冬に発売の村岡花子さん(AN)。
作風や生き方は違っても、この二人は女性の権利向上の運動でシンクロしており、未来に向けて行動をしていました。
今が大事、今をなんとかしないといけない。
それは我々もだけど、それでも未来の世代のために動く。
そのためには、「みち」の世界に僕らのような年上の世代が突き進んでいかないといけないし、それこそが楽しみであると感じ「AN」にはこのようなテーマを持たせました。
ラベルに込めた想い
赤毛のアンの中にある、先にも引用した下記の一節
「曲がり角をまがったさきになにがあるのかは、わからない。だけど、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。」
アン・シャーリー「赤毛のアン(村岡花子訳)」
「AN」の文字を曲がりくねった「道」に見立てて、その角を曲がった先に「未知」があるからきっと楽しい!ということを表現しました。
また「AN」は、ベルジャンスタイルのホワイトIPA。
味的には昨年の「YOU」のベルジャンダブルの続きでありつつ、その先の光という意味では、「CHIYO」の続きです。
なので、「AN(D)」の「AN」でもあります。
「AN」基本情報
「ネルソンソーヴィン」というホップを使っていて白ワインのような香りと、甘味、フルーティー、苦み、のフルコースが楽しめる華やかな味わいのビールです。
村岡花子さんが山梨でぶどうに囲まれて育ったという話から、白ワインの銘醸地、ニュージーランドネルソン地区で生まれたホップ「ネルソンソーヴィン」のシングルホップで香り、苦味を作りつつ、小麦麦芽とホップでフルーティーでスパイシーな味わい、だけど柔らかな味わいでスッキリした飲みを作っています。

スタイル | ベルジャンホワイトIPA |
アルコール度数 | 5.0% |
原材料 | 大麦麦芽(イギリス製造)、 小麦麦芽、ホップ、 オレンジピール |
色 | 白っぽい金色 |
発売開始時期 | 2021年12月 |